どんなにタフな
プレイの時間を過ごしても
『いい娘だったなあ』
『お金無駄にならなくてよかった』
『いい時間だった』
って思って欲しい一心で
最後まで笑顔でプレイをするし
場の空気も
なるべく乱したくないから
限界まで我慢する。

でもたまに(笑)
帰りの送迎車のドライバーが
お父ちゃんだったり
Ｋ氏やＴ氏
業界を知るＮさんだと
「あれ？なんでこんなに
我慢してるんだ？」って思って
盛大に愚痴るときがある。


こんな風俗嬢もおります。
って話し。

私よりも年下なのに
愛撫がうまかった。
どこで磨いたん？
と聞けばよかった。

点ではなく 面でせめる。

何度か日記に書くけど
これができる男は
女からのウケがいい。

少なくとも
風俗嬢のウケは良いと思う。

痛くないから。

男女ともに
愛撫の段階で痛みが伴ったら
直ぐに止める。
別の所を優しく面で攻める。
同じ所を攻めちゃ駄目。
すでにそこは痛いんだから。

とあるＡＶ監督と話した時
激しく同意したのは
「愛撫～後戯までの一連の流れを、どこかの年代でやり直すことをしないといけない」

と。

男側の意識を改めさせるか？
女側が教えるか？

だから、若い男性が
愛撫が上手いとほっとする。



って訳で、股。

事務所の近くに
コンクリートの段がある
建物があって
この段差が腰を掛けるのに
丁度良い高さなのだ。

今年に入って
このコンクリートベンチに
座る老婆を
時々だけど見かける。
ヨコハマヨーコさんの
対極にいる老婆。
とても質素で真夏なのに長袖。
だけど、すえた臭いはしない。
時間帯が深夜だからかも。

先日、初めましてのお客様から
お土産としていただいた
うなぎパイは、この老婆に
差し上げた。

単純に
「喜ぶんでくれたら嬉しいな」
と言う気持ち。

渡す時、2～3会話をして
「まぁ、珍しいわぁ」と
言っていただけた。
声のトーンから
よく分からないけど……
好意的だったと思う。

私、静観が出来ないんだよね。
お節介をしてしまう。

近寄らないで。っていう人は
そんな佇まいだもん。
私は、声を掛けない。

あの日、私を事務所まで
送迎してくれたドライバーさんに
話しをしたら
「俺、何となく気づいてましたよ。
やっぱり、あのおばちゃんに渡したんすね」

と、見抜かれていた(笑)

こちらも、こえー(笑)

では、股。

私の日記の説明を
求められたのだけど……
日記の全体についての
説明。

私の感想文かなぁ(笑)

常日頃の感想。

接客した相手である
男の感想。

これだな！

股。

なんか、色々と私に興味があるようで
聞かれた事には、誠実に答えたつもり。

私は聞かれたとこと
同じ質量で、お客様には聞けなかった。
可哀想だと思ったんだよね。

どうしてだろうか？
性風俗の仕事は、利用する側は
社会的制裁は軽いのに
仕事として従事する
私は、社会的に重く裁かれる。

均等性の観点で考えると
圧倒的に私は不利だ。
しかしながら、お客様側は
リアリティを求められ
(本当に好きだから仕方ないが)
好き者のキャストを希望される。

それってさ
ダブルスタンダードじゃん。

この方に限らず
世の中の嫁や恋人
広く言うと女性達。

必ず、惚れた相手とは
性欲のすり合わせを、するべき。

男性陣も自重しないとダメよ。

惚れた相手を抱きなさい。

私ができることは何にもない。
決められた時間内で
確実に射精に導き
気持ちよくし 癒してあげることだけ。

でも、二発発射できるのは 私の

技術そのものなんだよね。

だからといって
驕り高ぶらず
日々を粛々と頑張るだけ。


なんだよーーーーーーー。


それでは、股。

抜いては勃起
抜いては勃起

を繰り返し

色んなところに出して
もらいました。

タフですね(笑)
プレイもそんな感じ。

経営者って
このくらいじゃないと
勤まらないのかも。
自分だけの生き方じゃないもんね。
従業員がいれば従業員の生活も
あるもんね。

プレイから感じた。

あと、太刀魚は塩焼きだけじゃない。
色んな食べ方を教えて貰って
目から鱗だった。

また、どこかで。


股。

毒親の家庭で育てられきて
一番悔やまれるのは
本来なら
しなくていい苦労を
たくさんしてきたなぁ。
ということ。

しなくていい喧嘩をし
その度に「親を大切にしろ」と人から叩かれ

人間関係でつまずき…
横目で普通の親から育てられた同世代達が
のびのび青春を楽しんでいる。

精神的に常に不安定な母親を嘆き
いつも不安感で押しつぶされそうだった。
学生の時からアルバイトをし
その給与は全額、家におさめていた。

すべてが無くてよかった。

後悔はないけど
普通の家庭に生まれていたら
どんな風に育ったのかな？
とは思う(笑)

吉本ばなな氏の著作に『選べなかったほうの人生を夢見ることはできない。でも、選べなかった人生が私に微笑みかけてくれるとき、いつでもその人生に恥じないようにあることはできるかもしれない。』

この文章をいつも思い出す。

では、股。